【看護師の勉強ノート】胃・十二指腸について

今日はだいぶ前の食道に続き、消化器第3弾!

十二指腸について書いていこうと思います。

よくストレスとかでただれちゃう人いますよね。笑

私も2年前にストレスで「胃に穴が開きかけてる」ってお医者さんに言われたことがあります。笑

今日も多分解剖生理だけだから内容うすうすですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

目標

胃と十二指腸がどんなお仕事をしているかがわかる。
※胃と十二指腸と書いていますが、ほとんど胃の話ししか書いてないです。(すみません)

胃と十二指腸のはたらき

胃のお仕事とは

胃と十二指腸は、食道に続く消化管。

胃は「胃液」を出して食物を消化します。一時的に食物を蓄えて消化、主にタンパク質を分解して、少しずつ十二指腸に食物を送り出していきます!

胃液は、「胃腺」と呼ばれるところから作られます。

鉄則

胃は、食物を一時蓄え、胃液と混ぜてタンパク質を分解、消化して少しずつ十二指腸に送っている!!

胃👇

十二指腸のお仕事とは

十二指腸も同じだけど、十二指腸はすい臓と胆のうからの管の出口が2個あって、その穴を「ファーター乳頭」「十二指腸副乳頭」っていいます。

ファーター乳頭には胆汁と膵液が、十二指腸副乳頭には膵液のみが流入します。

十二指腸は、胃から運ばれてきた食物を、胆汁と膵液と混ぜて消化しやすくして腸に運ぶお仕事をしています!

鉄則

十二指腸は、胃から運ばれてきた食物に膵液と胆汁を混ぜて消化・吸収しやすくして、腸に運ぶ!!

ちなみに

膵液は、炭水化物、タンパク質、脂肪など食物成分の大部分を分解する消化酵素が含まれている!!
また、膵液はアルカリ性であるため、胃酸で酸性に傾いている食物を中和させる!!

十二指腸👇

胃腺ってなに?

胃の粘膜層には(胃の一番内側の層)「胃腺」があります。胃腺には三種類あります。

  1. 噴門腺
  2. 胃底腺(胃腺)
  3. 幽門腺

この3つの腺から出る粘液が、胃酸の刺激から胃を守ったり胃酸を分泌をしたり抑制したりしています。

噴門腺は、粘液(胃を保護する)しか出ないので説明は割愛!笑

胃底腺にある細胞の話

胃底腺を作っている主な細胞は3つ!

  • 主細胞
  • 副細胞
  • 壁細胞

この3つの細胞はそれぞれ違う仕事をしています。

主細胞は、ペプシノゲンという物質を分泌しています。このペプシノゲンは、のちにペプシンという物質に変身して、タンパク質を分解するのに役立ちます。

副細胞は、粘液を出して胃を保護しようと働きます。

壁細胞は、内因子と呼ばれている糖タンパク質を分泌します(何それ。笑)

私もよく分かっていないですが、とりあえずこの内因子は、ビタミンB12と結合して、腸でのビタミン吸収を促進する働きがあるようです!笑。もっと詳しく知りたい方は調べてみて。笑

また、壁細胞は胃酸も分泌しています。(食物を消化する液)

幽門腺にある細胞の話~ガストリンってなに?~

幽門腺には、表細胞G細胞という細胞があります。

表細胞からは、胃粘膜を保護する粘液が出て、G細胞からはガストリンと呼ばれる物質が出ます。

ガストリンって何?ってなりますね。私もなりました。調べました。👇

ガストリンとは・・・

ガストリンは、G細胞から分泌されるホルモン
ペプシノゲンや胃酸分泌を促進させたり、すい臓のインスリンの分泌を促進するというお仕事をしています!
食物が胃に入ってくると、胃の中のpHが上昇し、G細胞かた大量のガストリンが分泌されます。

つまり、ガストリンは「消化しようぜ!」っていう胃の働きを助けるホルモンです。

※「胃の粘膜を守ろうぜ!」って働いてる細胞のお助けはしません。

なので、ガストリンの働きぶりが良すぎると胃粘膜を胃酸で溶かしてしまうこともあり得る・・・

それを予防するのがセクレチンっていう、十二指腸から分泌されるホルモンらしいです。笑笑

セクレチンは胃酸の分泌を抑制するお仕事をしています。

胃液ってなに?

上でも書きましたが、胃腺から分泌された粘液や物質が「胃液」になります。

胃液は、無色透明無臭。酸性です。

1日に1~2Lほど分泌されると言われています。

その主な成分が、ペプシン(タンパク質を分解)、胃酸(食物を溶かす)、粘液(胃の粘膜保護)です。

胃腺から分泌された胃液によって、食物を消化し、胃の粘膜を保護しています。

まとめ

内容がうすうすになると思ったら、めっちゃ書いちゃいました!ごめんなさい笑。

いっぱい書いてしまいましたが内容はわかりやすかったかな?

胃は、主にタンパク質を分解するのと食物を胃酸で消化します!そしてゆっくり十二指腸に送り出しています。

十二指腸は、送られてきた食物に胆汁と膵液を混ぜて、消化と分解をしやすくしてから、食物を小腸に送り出しています。

まとめるとこんな感じかな?笑

なんでストレスで胃痛が起こるかというと、

ストレスを感じると、この胃酸の分泌と粘液の分泌のバランスが崩れてしまうからです。

脳からストレスを察知した胃は、胃酸を過剰に分泌したり、粘液の分泌を低下させてしまったりするので、

胃酸によって胃がただれてしまい、胃痛が起こります。ひどいと穴が開くってわけです(こわいね。笑)

みなさん過度なストレスには気を付けましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おわりー。

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