【看護師の勉強ノート】心肺蘇生(CPR)

久々の勉強ブログ!!笑。

こんにちはー!

本日夜勤明けのおまめです!

とても忙しかった笑。

入院したばかりの患者さんが朝方に急変して心肺蘇生を行いました!!

と、いうことで!

本日は心肺蘇生についての記事にします!!

心肺蘇生(CPR)とは

心肺蘇生とは、心肺停止、もしくはこれに近い状態になったときに、胸骨を強く圧迫する心臓マッサージ(胸骨圧迫)と人口呼吸を行うことをいいます。

心肺蘇生のことを病棟ではCPR(シーピーアール)と略して呼ぶこともあります!

一次救命処置ともいいます。

心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)は一次救命処置(BLS)の1つです。

専門的な器具や薬剤を使用しないのがこの一次救命処置(BLS)です!

急変時のアルゴリズム

では、実際にどんな時に心配蘇生を行うかというと・・・

急変時のアルゴリズムを見てみましょう!!👇

とにもかくにも!

一番最初に確認するのは、呼吸です!

呼吸をしてない!ってなったら直ちに胸骨圧迫を開始することになっています。

そのあとにAEDの心電図モニターで解析し、電気ショックが必要ならやる。

心肺停止とそれに近い状態とは・・・

心臓は動いているけれど、呼吸が止まった状態

脈拍が180~190回/分(VT:心室頻拍)でサチレーション(SPO2)が40~20%台になってしまった!!

※健常者のサチレーションは95~99%程度。

これはまさに呼吸が止まってしまい、体の中の酸素が足りなくなっていしまっているので、直ちに胸骨圧迫と人工呼吸を開始します

心臓が正常に動けず、脈拍がない状態

脈拍0回/分。血圧も測れないまたは70台以下、頸動脈が触れないまたは微弱。

これも全身に血液をまったく送り出せていない状態です。胸骨圧迫を開始し、すぐにAED(除細動)を準備します。

心肺蘇生の仕方

心肺蘇生のやることはシンプル2つ!!

①胸骨圧迫

②人工呼吸

この2つのバランスは、胸骨圧迫30回に人工呼吸2回です。

このセットを繰り返していきます!!

2分間繰り返して行い、正常の呼吸に戻らなければまた繰り返します!

①胸骨圧迫

胸骨圧迫とは、心臓マッサージのことです。

胸骨圧迫・・・心臓マッサージってどこを押すの?
胸骨を押します!笑。どこらへんかといいますと・・・
胸の真ん中にある固い骨(胸骨)の下1/3のところです!
胸骨はどのくらいの加減で押せばいいの?
胸骨が5㎝沈む深さまでです!6㎝は超えないと定義されている文献もあるので、5~6㎝の深さと覚えておけばいいと思います!
胸骨圧迫の速度とかあるの?
はい!適切な速度といいますか、テンポは1分間に100~120回程度です!
胸骨圧迫の注意点は?
必ず平らな固いところで行うことです。また、肘を曲げないで垂直に押すようにしましょう!

②人工呼吸

人工呼吸は、まずは気道の確保を行います!

片手を額に、反対の手の人差し指と中指で患者の顎をクイッと持ち上げます!

口対口で行う場合は、額に当てていた手で、患者の鼻をふさいで、空気が漏れないように患者の口から空気を2回吹き込みます!

バックバルブマスクがある場合は(病棟で急変した場合)マスクで隙間を作らないように患者の口を覆い、バックから空気を2回押し入れます!

患者さんの胸が膨らんでいるか、吐く息の観察が必要です!

まとめ

ザックリ書いていきました!

お役に立つ情報はあったでしょうか。

急変って怖いですよね。

1年目の時とかは手が震えたのを覚えています。

いざというときに上記のCPRがさっとできるように頭の中でイメージトレーニングをすることが大事だと思っています!

これができなきゃ患者さんは救えません。

最前線の処置=心肺蘇生です。

一次救命処置(BLS)は必ずどの看護師さんも1度は経験することなので、とっても重要ですよね。

次回は二次救命処置(ACLS)について書こうと思います!!

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